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引退したダンカンに代わりフロントコートのリーダーに

今オフにフリーエージェントとなり、スパーズと契約したパウ・ガソルが、同じくフリーエージェントとなった2年前にスパーズからのオファーに断わりを入れていたことを明かした。『Eurohoops』が伝えている。

「サンアントニオに行くには、今が適切なタイミングだと思った」とガソルは言う。ヘッドコーチのグレッグ・ポポビッチから「ダンカンがいない今、ラマーカス・オルドリッジと自分がフロントラインのリーダーになると言われたよ」

36歳になったガソルには、スペインリーグの古巣であるバルセロナに戻ってキャリアの最後を過ごすという噂もあった。だが彼自身はその可能性を否定する。

「NBAでプレーできる間は、バルセロナには戻らないよ。良いアイデアではあるけど、実現の可能性は低くなっている。代表でプレーする可能性と同じで、自分の身体が練習や試合に耐えられるかどうかを毎年分析してから決めていることだから」

ダンカンの引退で大幅な戦力ダウンが懸念されたスパーズ。しかし、ガソルを獲得しオルドリッジとともに強力なフロントコートラインを形成し戦力は整った。