ドリュー・ホリデー

2023-24シーズンまで『ビッグ3』が継続

今シーズンからバックスでプレーするドリュー・ホリデーが4年1億6000万ドル(約176億円)の延長契約に合意した。

昨年11月にペリカンズからバックスにトレードされたホリデーは、ヤニス・アデトクンボを擁するチームが優勝を狙うために必要だった『ラストピース』として期待されている。今シーズンは38試合に出場し、平均17.0得点、4.6リバウンド、5.4アシスト、フィールドゴール成功率50.9%、3ポイントシュート成功率39.0%を記録し、アデトクンボ、クリス・ミドルトンに次ぐ第3の攻撃オプションとしての役割を担っている。また、ディフェンスでの貢献度も高い。

今シーズン終了後にプレーヤーオプションを破棄してフリーエージェントになる可能性もあったホリデーだが、これから全盛期を迎えるアデトクンボが中心のチームに優勝を狙える力があると信じて延長契約に合意した。また、今年31歳になる年齢を考えれば、4年の高額契約を逃す手はない。

アデトクンボもシーズン開幕前に延長契約を結んだため、バックスはミドルトンがプレーヤーオプションを保持する2023-24シーズンまで優勝争いが可能になる。セブンティシクサーズ、ネッツとの首位争いを繰り広げるバックスにとっても、ホリデーの残留を早々に決められたのは大きい。ホリデーも、これでバスケットボールにだけ集中できる。

バックスが延長契約合意を発表後、ホリデーはチームメディアに「チームは正しい方向に進んでいる。僕はそういうチームの一員でいたい」と、コメントした。