アンドレ・ドラモンド

レブロン、デイビス、ドラモンドの『ビッグ3』が誕生

キャバリアーズと契約バイアウトに合意し、フリーエージェントになるアンドレ・ドラモンドが、レイカーズと契約することが分かった。

ドラモンドはInstagramにレイカーズのジャージーを着た写真に「仕事に戻る」というメッセージを加えて投稿。ウェーバー期間を終えてフリーエージェントとなった後、正式にレイカーズ加入が決まる。

2015-16シーズンから昨シーズンまでに4度リバウンド王に輝いているドラモンドは、今シーズン25試合に出場し、平均17.5得点、13.5リバウンド、1.6スティール、1.2ブロックを記録。3試合で20リバウンド超えを達成している。

現在レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスが負傷により離脱しているが、チームを引っ張るデュオが復帰すれば、レブロン、デイビス、ドラモンドの『ビッグ3』が形成される。レイカーズは、チームリバウンドこそリーグ9位(45.1)だが、オフェンスリバウンドは17位(9.6)と弱点だった。インサイドで抜群の強さを発揮するドラモンドが加わることで、その課題は改善される。

リーグトップクラスのビッグマンの加入によりレブロン、デイビスのインサイドの負担は軽減される。マルク・ガソルは新型コロナウイルス感染から復帰したばかりでコンディションに不安が残り、201cmのモントレズ・ハレルはサイズで上回るビッグマンとのマッチアップで不利な状況に陥る可能性が高く、ドラモンドは大きな戦力となる。

東カンファレンスではネッツがブレイク・グリフィン、ラマーカス・オルドリッジを獲得して補強に成功しているが、西カンファレンスでは王者レイカーズがプレーオフに向けて着々と準備を整えている。