「僕を支えてくれた若い選手たちをサポートしたい」
若手中心のチーム作りを進めているサンダーは、2020-21レギュラーシーズンの残り試合で、ベテランのアル・ホーフォードを起用しない方針を固めた。
この件に関してサンダーは声明を発表し、話し合いの末にホーフォードがシーズン終了までチームのメンバーとして若手をサポートする役割を受け入れたと明かしている。
その声明には、ホーフォードのコメントも寄せられている。「チームに加わった時から、球団の方針は理解していた。僕としても素晴らしいプランで、サンダーのために良い仕事ができたと思っている。それと同時に、若く、野心のある選手にとって、シーズンのこの時期にプレーすることが、彼らのキャリアのため、そして選手として成長するためにどれほど重要かも理解している。僕を支えてくれた若い選手たちをサポートしたい。これまでと同様にチームに帯同し、自分の練習を続けながら、チームが一丸となって正しいプレーを続ける姿を見届けたい」
『ESPN』によれば、サンダーとホーフォードは、シーズンオフに優勝を狙えるチームへのトレードを実現させることで合意しているという。34歳のホーフォードは、今シーズン出場した28試合すべてで先発を務め、平均14.2得点、6.7リバウンド、3.4アシストを記録している。残り2年5300万ドル(約58億円)という高額な契約がトレード成立のネックになる可能性はあるものの、経験豊富で、チームファーストの姿勢を持つオールラウンダーは重宝される。
サンダーの若手たちは、チームのためにメンターとしての役割を受け入れたホーフォードから、できるだけ吸収し成長の糧にしなければならない。