勝負どころでのシュートミスが相次ぎ逆転ならず
5連勝中のネッツは、現地3月19日に敵地でマジックと対戦した。この日のネッツは3ポイントシュートが決まらず苦戦し、113-121で敗れて連勝が止まった。
ネッツが84-103と19点ビハインドで迎えた第4クォーターに序盤から11-0の猛攻で8点差まで縮め、逆転勝利のきっかけをつかんだかに思われた。しかし、頼みのカイリー・アービングとジェームズ・ハーデンが勝負どころでのシュートミスが相次ぎ、マジックに敗戦。ネッツはアービングが43得点、ハーデンが19得点4リバウンド9アシストを記録したものの、3ポイントシュートは37本中10本(成功率27.0%)に留まった。
「シュートが決まらなかった」と敗因を語ったヘッドコーチのスティーブ・ナッシュは、先日加入したブレイク・グリフィンのデビュー時期に関する質問にも答えている。試合前の会見で、21日にホームで行われるウィザーズ戦でデビューする可能性については「分からない」とコメントしたが、グリフィンの状態は良いと明かした。
「デビューは近いと思う。彼の状態は素晴らしいし、どんどん良くなっている。コートでの練習以外のトレーニングにもハードに取り組んでいる。試合に出場するために、ウチのやり方に対応しようと必要なことをすべてこなしてくれているよ」
ただ、前に所属していたピストンズとネッツとではプレースタイルが異なる上に、新たな環境でグリフィンがどういう役割を担うかも決まっていない。シーズン中の移籍という難しさを踏まえ、ナッシュは「簡単なことではない」と付け加えた。
「(グリフィンなら)簡単に対応できるなんて思っていない。彼にはウチのやり方に対応してもらわないといけないし、新たなチームメートとの連携、新しいシステムやスタイルにも慣れないといけない。彼はやれることすべてをこなしている。彼がチームにいてくれるだけで大きい。頭も良い選手で、経験も豊富。彼が試合に出場できる日を楽しみにしている。それがいつになるかは分からないが近いだろう。状態はすごく良い」