レブロン

「このままキャプテンを引退したい」

アトランタで開催された第70回NBAオールスターゲームは、『チーム・レブロン』が『チーム・デュラント』に170-150で勝利した。

レブロン・ジェームズは、ファン投票で東西カンファレンスの最多票を獲得した選手がチームキャプテンとなる形になって以降、4年続けてオールスターゲームで勝利を味わっている。試合後の会見で、現在のフォーマットになってからの4勝0敗という戦績について聞かれた彼は「このままオールスターゲームのキャプテンを引退させてもらいたいな。そうすれば、4勝0敗というパーフェクトな戦績のまま辞められる」と笑顔を見せた。

4年続けてオールスターゲームを制したチームを自ら編成したことで、引退後のGM就任を考えているか、という質問には「自分は常に正しいチームを編成しているつもり。幸運にも、4年続けて正しいチームを編成できている。チームの選手もコートに出て、勝つために競い合ってくれている」と語った。

また、会見では今後の目標について聞かれると、「息子とのプレーは目標の一つだけど、まだまだ先の話かな。息子は高校生で10代の時間を楽しんでいる。それが何よりも大事なことだからね。でも、もし息子とこのリーグで同じコートに立てたら最高だ」と高校生の長男、ブロニーとNBAでプレーする夢について語り、こう続けた。

「NBAは自分に多くのものをもたらしてくれた。だからこそ、恩返しがしたい。自分のプレーやこの競技に影響を与えることで恩返しができたらうれしい。もし息子がNBAでプレーすることで恩返しになるなら、僕にとってご褒美みたいなもの。それに名誉なことでもある」

「まだまだ情熱を傾けること、高い意識を持って取り組んでいることがたくさんある。これからも優勝したいし、それが今の目標で自分のモチベーションでもある」

レイカーズは、現地3月12日のペイサーズ戦から後半戦がスタートする。レブロンはロサンゼルスに戻って数日のオフを満喫し、レギュラーシーズン再開に備えると意気込みを語った。