ギアを上げたレブロンが、ほぼ一人でキャブズを粉砕
レイカーズがキャバリアーズのホームに乗り込んだ一戦。レイカーズは第3クォーターを終えた時点で2点のビハインドを背負い、終盤まで拮抗した展開となった。そんな中、2年ぶり以上となる古巣との対戦となったレブロン・ジェームズがモンスターパフォーマンスを見せた。レブロンはディープ3ポイントシュートやフェイダウェイなど、タフショットを次々と成功させ、第4クォーターだけで21得点と爆発。フィールドゴール10本中9本を成功させるほぼパーフェクトな内容で最終クォーターを28-19とし、チームを勝利に導いた。
レブロンはシーズンハイとなる46得点に加え、8リバウンド6アシスト2スティール、2ブロックを記録し、オールラウンドに活躍。レブロンに次ぐ17得点を挙げたアンソニー・デイビスも「彼がこういうプレーをしている時、見ているのは楽しい。彼はフロアのいたるところにいるんだ」と、脱帽した。
観客は2000人とまばらだったが、レイカーズの23番のジャージーを着た人が大勢いるなど、クリーブランドのファンは帰還したレブロンを温かく迎えた。そして、レブロンも「自分の家に戻ってきたような気分になった」と語ったように、代名詞である『チョークトス』を披露し、観客を喜ばせた。
『ビッグ3』が揃ったネッツを下すなど、今勢いに乗るキャブズを倒し、ロード10連勝を達成したレイカーズ。次節は東カンファレンス首位のセブンティシクサーズが相手となり、東西首位決戦に注目が集まる。