ラメロは『ほぼトリプル・ダブル』で勝利に貢献
現地1月8日に行われたホーネッツvsペリカンズの一戦は、試合前からロンゾ・ボールとラメロ・ボールの兄弟対決に注目が集まっていた。
2017年のドラフト全体2位指名選手であるロンゾ、そして2020年のドラフト全体3位指名選手であるラメロがNBAで初めて対戦した試合は、弟のラメロが12得点10リバウンド9アシストを記録し、ホーネッツが118-110で勝利した。
キャリア初のダブル・ダブル、そしてトリプル・ダブルまで1アシストに迫る大活躍だったラメロは、試合終了後のインタビューで「NBAの1試合にすぎない。兄弟対決は意識していないし、チームの勝利のためにプレーしただけだ」とコメント。
「試合に勝てたのだから最高だ。ロンゾがどう思っているかは分からないけど、勝てたからうれしいよ」
兄のロンゾは5得点2リバウンド3アシストと振るわず、ペリカンズは3連敗を喫している。ロンゾは兄弟対決について「年齢は離れているけれど(ロンゾは23歳、ラメロは19歳)、幼い頃から同じ競技を続けてきた。家族で時間を費やしてきたことが実ったわけだから、うれしい」と話した。
まだ後半戦の日程が決まっていないため、シーズン中に再び兄弟対決が実現するかは不明だが、カンファレンスが異なるため、ホーネッツとペリカンズが対戦するとしてもあと1試合。新人王を目指すラメロと、チームをプレーオフに導くロンゾとでは置かれている立場も目標も異なるが、ボール兄弟対決は今後も注目カードの一つだ。