NBAではフリーエージェントとの交渉解禁、ヒートはゴラン・ドラギッチに『リスペクト』を示す契約延長

NBAではフリーエージェントとの交渉解禁、ヒートはゴラン・ドラギッチに『リスペクト』を示す契約延長

2020/11/21
ゴラン・ドラギッチ

マイヤーズ・レナードの残留も早々に決定

NBAでは現地11月20日にフリーエージェントとなった選手との交渉が解禁となり、ヒートが早速ゴラン・ドラギッチとマイヤーズ・レナードと新たな契約を結んだことを発表した。

ドラギッチはレブロン・ジェームズが退団した2014-15シーズンの途中にヒートに加わった。優勝チームから一転してなかなか勝てなくなったヒートを長年引っ張ってきた功労者であるとともに、昨シーズンのNBAファイナル進出にも大きく貢献した。ハードワークを前面に押し出すチームにおいて、スキルとインテリジェンスに富んだ彼のゲームメークとアタックはオフェンスの良いアクセントとなり、シックスマンとしてセカンドユニットを引っ張った。

そして勝負のプレーオフでは再び先発を任され、平均19.1得点、4.4アシスト、4.1リバウンドを記録。それでもレイカーズとのファイナル初戦で左足底筋膜断裂の大ケガを負い、最終戦に強行出場したもののレイカーズの勢いは止められなかった。

チームの誰よりもヒートへの思い入れが深いドラギッチだが、契約については「リスペクトを示してほしい。これはビジネスだから」と語っていた。これに対しヒートは2年で3740万ドル(約40億円)の契約を提示した模様。昨シーズンの年俸は1920万ドルで、ほぼ変わらない金額で新たな2年契約を得たことになる。34歳の彼にとっては『最大限のリスペクト』と言えるだろう。

ヒートは同じくレナードとも新たな2年契約で合意した。レナードは昨シーズンにブレイザーズから加入したビッグマンで、アウトサイドからのシュートを得意とする。オールスターへと成長を遂げたバム・アデバヨの控えに回ったことで出場機会は限られたが、NBAファイナルではアデバヨのケガを受けて出場機会を得ると、繋ぎの役割を十分にこなした。

ヒートの球団社長を務めるパット・ライリーは、シーズン終了後に「このチームにもう一度チャレンジさせたい」と語っていたが、その言葉通りの動きをしている。これから新たな戦力を加える可能性はあるものの、基本的には『継続路線』を目指すようだ。ドラギッチはファイナル初戦でケガをした後、「なぜこんな時に」と嘆きながらもリハビリをしてコートに戻って来た。チームを躍進に導いた『カルチャー』が変わらないのだから、ヒートは新シーズンも期待できそうだ。

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