『苦労人』アレックス・カルーソが考えるGリーグの壁を超えられない選手の特徴「需要と供給を分かっていない」

『苦労人』アレックス・カルーソが考えるGリーグの壁を超えられない選手の特徴「需要と供給を分かっていない」

2020/11/12
アレックス・カルーソ

指揮官、レブロンらの信頼を勝ち取ったカルーソ

レイカーズの10年ぶりの優勝に貢献したアレックス・カルーソは、Gリーグ、2ウェイ契約を経て球団との本契約を勝ち取り、NBA選手としての立ち位置を確立した『苦労人』だ。

その彼だからこそ、Gリーグの壁を超えられず、NBAに定着できていない選手に伝えられることがある。ペリカンズのJJ・レディックのポッドキャスト番組『The Old Man and the Three』に出演したカルーソは、才能ある選手がGリーグに詰まった状態になる現象に関する自論を語った。キーワードは『需要と供給』だ。

「Gリーグで多くの選手が詰まっている状態になってしまう理由は、需要と供給を理解していない選手が多いから。例えば、会社のCFO(最高財務責任者)のポジションを狙っていたとしても、実際に企業が求めているのはトイレの清掃員だったりする」

例えの良し悪しは別として、カルーソの発言は言い得て妙だ。Gリーグで得点王や個人タイトルを受賞する活躍ができたとしても、NBAチームからコールアップされて同じ役割を与えられることは皆無に等しい。カルーソはチームから求められる役割に徹して結果を残し、指揮官フランク・ボーゲル、主力であるレブロン・ジェームズらの信頼を勝ち取り、今の地位を確立させた。

理想は、自分がやりたいことをやれる環境に身を置くことだとしても、与えられた環境でできることとの間に差異が生じてしまうのは何の世界にも共通して言える。

運という不確定な要素も関係するかもしれないが、成功者である彼の言葉は、Gリーグの壁を超えられていない選手に響くに違いない。

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