ロケッツの新指揮官に就任したスティーブン・サイラス、スモールボール継続を示唆「オフェンスを大幅に変えてしまうのは無謀」

ロケッツの新指揮官に就任したスティーブン・サイラス、スモールボール継続を示唆「オフェンスを大幅に変えてしまうのは無謀」

2020/11/06
スティーブン・サイラス

「オフェンスでもう少し柔軟性を持たせ選手の強みを生かしたい」

先日、ロケッツは新GMとヘッドコーチの就任会見をオンラインで行い、あらためてジェームズ・ハーデンを中心に優勝を狙うと宣言した。

新GMには長年ロケッツのフロントに所属していたラファエル・ストーンが就任した。「過去8年間、我々の目標はNBA優勝だった。それはジェームズ・ハーデンがいたからだ。この球団にはまだ彼がいる。我々の目標は変わらず優勝を勝ち取ることだ。ハーデンがいれば目標達成まであと半分のところまで行ける」

新指揮官に就任したのは47歳のスティーブン・サイラス。先日までマーベリックスのオフェンシブ・コーディネーターだったサイラスはNBAでアシスタントコーチを20年以上務めてきた。サイラスと同様に、新ヘッドコーチ候補だったジョン・ルーカスもスタッフ入りすることが明らかとなった。

「私にとっては初めてのヘッドコーチの経験であり、勝利を求められる状況にいられることは素晴らしいことだ。私はすぐに結果を出せるコーチだと思っている。選手育成を意識せず、すぐに優勝することだけに集中できることは私にとってはエキサイティングなことだ。私は準備ができている」

サイラスは球団との面談でチームの2人のエース、ハーデンとラッセル・ウェストブルックとも話し合いの場を持ったという。スモールボールで有名なオフェンスについては大きな変更はせず微調整に留めるつもりであることを明らかにした。

「リーグ6位だったオフェンスを大幅に変えてしまうのは無謀だ。ただ、選手がもう少しプレーしやすいようにしたい。相手のディフェンスが迷うように、ガードしにくいように多少アクションを追加したい。オフェンスでもう少し柔軟性を持たせ選手の強みを生かしたい。微調整すればオフェンスでリーグ6位から1位、2位のチームになれる」

ハーデン、ウェストブルックとマックス契約の選手を2人を抱えるロケッツは積極的に戦力補強を行える余裕はない。オーナーのティルマン・ファーティタは優勝のためならラグジュアリータックスを支払うつもりだと明言しているが、基本的にはサラリーキャップ内での補強となりそうだ。

「これまで通りアグレッシブに行くつもりだ。サラリーキャップギリギリを目指していく。限度を超えるかどうかはわからないが、それを目指すことは間違いない。本当に楽しみにしているよ」

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