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次男リアンジェロはサマーリーグにも招待されず

昨シーズンに上々のルーキーイヤーを過ごしたロンゾ・ボール。その父であるラバーは、長男のロンゾに続き次男のリアンジェロ、三男のラメロもレイカーズに入れて揃ってプレーさせるという野望を抱いているのだが、リアンジェロの時点でつまずいてしまった。

リアンジェロは今年のドラフトにエントリーするも、どのチームからも指名されなかった。父ラバーはドラフト後も「次はサマーリーグだ」と強気な姿勢を崩さなかったが、現時点ではどのチームからもサマーリーグにも招待されていない。肝心のレイカーズも動く気配がなく、このままでは秋のトレーニングキャンプに招待選手として参加できる可能性も低く、兄ロンゾに続いてNBA選手になる方法を考え直す分岐点に立っている。

そんな今、ボール一家にロシアのヒムキ・モスクワから、リアンジェロ、それから16歳のラメロの獲得について打診があったと『Sportando』が伝えた。

ヒムキ・モスクワのトップチームはロシア国内最高峰のVTBユナイテッド・リーグに所属している強豪。もし入団が決まれば、リトアニアリーグのヴィータウタスでプレーした昨シーズンに続き、2シーズン続けて欧州武者修行の道を選ぶことになる。また、ボール兄弟のユーロリーグ参戦も話題になるだろう。

父親のラバーがどういう決断を下すか次第だが、2人の息子にバスケットボール選手として経験を積ませるなら、Gリーグや、ラバーが設立を明言している新興プロリーグでプレーするよりヨーロッパに渡るべきだ。ヨーロッパで十分な実績を残せれば、リアンジェロにも来夏NBAチームからオファーが届くかもしれない。

輝かしいキャリアを送る兄の背中を追い続けながら、リアンジェロとラメロの挑戦は続く。