滋賀レイクスターズ

クラブにとっては継続発展の為に必要なステップ

滋賀レイクスターズを運営する株式会社滋賀レイクスターズは、滋賀ダイハツ販売株式会社を引受先とする第三者割当増資の実施を発表した。

これにより、坂井信介、西村大介、木村弘志の役員3名が退任し、新たに後藤敬一(滋賀ダイハツ販売会長)が代表取締役会長、釜渕俊彦(滋賀レイクスターズ取締役)が代表取締役社長を務める新体制に変更することになった。

2007年にクラブを創設し、ここまでチームを引っ張ってきた坂井会長は「プロクラブ不毛の地での草の根活動から誕生したクラブが、13シーズン目の現在、Bリーグ1部に在籍できていることは正に皆さまの多大な協力のお陰です」と感謝の気持ちを伝えるとともに、「クラブ永続の為の基盤作りにおいても道半ばである状態で、後進にクラブ運営を託す事になるのは何とも忍びないですが、クラブにとっては継続発展の為に必要なステップと考えています」と、今回の体制発表を説明。また公益財団法人滋賀レイクスターズ理事長職は引き続けて務めることを明らかにしている。

西村社長も退任することが決まった。「滋賀レイクスターズはスポンサー様、ブースター様、関係者様の心からの大きな応援をいただける、全国に誇れるクラブだと思います」とのコメントを発表している。

今後、経営の舵取りをする後藤新会長は、クラブを通して以下のコメントを発表している。「チーム創設前から13年間にわたり株主及びスポンサーとしてサポートしてまいりましたが、これからは新たな立場で滋賀レイクスターズのさらなる発展に取り組み、地域の皆様に愛され、喜ばれ、信頼されるクラブに致します」