レブロン・ジェームズ

「意欲的だし、とてもよくコーチングされたチームだ」

レイカーズは現地9月18日からNBAファイナルへの切符をかけて、西カンファレンスファイナルでナゲッツと対戦する。

レブロン・ジェームズはシリーズ第1戦を控え記者会見に応じ、1勝3敗からカムバックして2度のシリーズを突破してきたナゲッツを称賛した。「逆境に強く、自信に溢れている。意欲的だし、とてもよくコーチングされたチームだ。1勝3敗からカムバックするには多くのエネルギー、努力、そして死に物狂いで戦う姿勢が必要だが、ナゲッツはそれを2回も行った」

レブロンは2016年のウォリアーズとのNBAファイナルで、史上初となる1勝3敗からの逆転優勝を果たした。ナゲッツの快挙の偉大さをよく理解しているレブロンは「ナゲッツを心から尊敬している。彼らの能力と現在の調子を踏まえてシリーズに臨むつもりだ」と意気込みを語った。

また、ナゲッツの指揮官マイケル・マローンは、 レブロンがキャバリアーズでプレーしていた2007年にアシスタントコーチを務めていた。「自分のスキルを 一生懸命磨いている時に、同じくらい努力している人が側にいると相乗効果が生まれ、お互いを尊重するようになる」と、レブロンは当時からマローンを尊敬していたと語った。

マローンだけでなく、レブロンはナゲッツのエースであるニコラ・ヨキッチについてもこう称えた。「チームメートがプレーしやすいように、良いタイミングで正確なパスを出す。次の展開を予測し、チームメートに手柄を与える。それがバスケットボールの醍醐味じゃないかな。エースが自分のことを二の次にしてチームのためにプレーする姿は、チーム全体に良い刺激を与えるものだよ」

レブロンがナゲッツをリスペクトしているのは、彼らを警戒している証拠だ。 レブロンは勢いだけで1勝3敗から2度も3連勝できるはずがないということを十分に理解している。