ロンドについて「彼がいてくれるのは、チームにとっても大きい」と絶賛
レイカーズvsロケッツのプレーオフセミファイナル第2戦。 レイカーズは16点リードで第3クォーターを迎えたものの、ロケッツに同クォーター開始から3本続けて3ポイントシュートを許してしまい41-23と圧倒され、2点ビハインドで最終クォーターを迎えた 。
しかし、 レブロン・ジェームズが第4クォーターの開始直後にドライブからダンクを叩き込み、相手に傾きかけていた試合の流れを取り返した。
レブロンは「ロケッツのようなチームをリズムに乗せてしまうと、挽回するのが大変」と言う。「相手に3本続けて3ポイントシュートを決められてしまった。でも、幸いなことに第3クォーターと第4クォーターの間に呼吸を整えられたし、それでシフトを上げられた」
第4クォーターだけで8得点を記録し、守備でも貢献したパフォーマンスについては「チームメートも自分がアグレッシブにプレーすることを求めていた。だから自分のプレーをしただけだし、チームメートのシュートチャンスを作れるようにやった」と振り返っている。
レブロンは第2戦でのプラスマイナス(出場している時間での得失点差)がゲーム最多の+28だったラジョン・ロンドを称えた。「オフェンスでもディフェンスでも、非常にハードにプレーしていた。ジェームズ(ハーデン)が相手でも、他の選手とマッチアップしてもハードにプレーして、チームを引っ張ろうとしていた。それがDO(ロンドの愛称)のプレーだ。ポストシーズンで彼がいてくれるのは、チームにとっても大きい。コートに立てばテンポをプッシュしてくれて、チームメートをプレーに関与させる。彼はプレーを理解しているからね。今日の試合は彼の力を表す一例だよ」
第1戦後、レブロンはロケッツのスピードに苦しんだと話していた。第2戦後の会見でも「相手のスピードはとにかく速い」と認めている。「スモールボールでのプレーもそうだし、攻守両面で隙をついてくる。どのポゼッションでもタフにプレーするチームだし、フィジカルも強い。ペースも速くて走れるチーム。誰がコートに出ていても本当に優れたチーム。ただ、それを第1戦で実感できたから、今日は上手く対応できた」
1勝1敗のイーブンに戻したレイカーズが、第3戦以降もロケッツのスピードに対応できるかどうかがシリーズの行方を左右しそうだ。