「予想するとしたらクリッパーズとバックスが優勝争いをする」
ネッツに所属するケビン・デュラントは、昨年のNBAファイナルで負傷したアキレス腱のリハビリのため今シーズンはプレーせず、『バブル』にも参加していない。
2020-21シーズンから復帰予定のデュラントだが、前代未聞の環境で行われている2019-20シーズンの優勝チームを予想している。『ELITE Media Group』のポッドキャスト番組『Play For Keeps』に出演し「予想するとしたらクリッパーズとバックスが優勝争いをして、クリッパーズが勝つかな」と語り始めたデュラントは、その理由を続けた。
「クリッパーズは選手層がとにかく厚い。しばらく噛み合っていないように感じるけれど、ウィングにPG(ポール・ジョージ)とカワイ(レナード)がいて、あれだけのタレントを擁していたら申し分ない。試合に勝つために必要なのは、優れたウィングだ。ウィングのポジションでトップ2あるいはトップ3か4に必ず入る2選手が同じチームにいるんだ。それに、ベンチにはリーグベストのコンボスコアラーがいる。お互いを支え合っているビッグとガード(モントレズ・ハレルとルー・ウィリアムズ)だっている」
「彼ら以外にも有能な選手がいる。他のチームで先発だったマーカス・モリスにレジー・ジャクソン。ランドリー・シャメットはスナイパーだし、ジャマイカル・グリーン、ジョアキム・ノアも十分な働きができる選手。それに(イビツァ)ズバッツだっているから、優秀な選手が11人もいるし、チーム全員が勝ちたがっている。そうだ、忘れていた! パット・ベバリーもいたね。まさにチームの全員がプレーオフレベルでやれるのがクリッパーズだ」
西カンファレンス2位のままプレーオフに臨むことになれば、クリッパーズはすでに首位通過を決めたレイカーズとカンファレンス・ファイナルで対戦する可能性が高い。デュラントの読み通りに進むかどうか、8月17日開幕のプレーオフが待ち遠しい。