ゴードン・ヘイワード

「僕たちの支援が必要とされている」と熱弁を振るう

『バブル』でのNBA再開に伴い、選手たちはユニフォームの背中に自分で選んだメッセージを付けてプレーするようになった。多くの選手が『Black Lives Matter』、『Justice』、『Equality』といった人種差別撤廃や社会正義の実現のメッセージを選択する中で、セルティックスのゴードン・ヘイワードは『Education Reform』(教育改革)を選んだ。

『Black Lives Matter』運動に関係ないメッセージを、有色人種ではない彼が選んだことをネガティブにとらえる意見もSNS上には見られた。それを受けて、ヘイワードは昨日の練習後の会見で、その意義をこう説明している。

「今は改善されるべきで議論されていることがたくさんある。でも僕は、教育についてずっと関心を持ってきた。教育はすべての鍵になると思っている。僕には小さな子供がいて、教育の機会を与えてあげたい。その機会はすべての子供に平等に与えられるべきだけど、そうなっていない場所もたくさんある。僕たちの支援が必要とされているんだ」

セルティックスに加入してから、ボストンの教育機関を支援してきたというヘイワードは、「この活動は続けていく」と言う。

『Education Reform』はカイル・ラウリー、デマー・デローザン、CJ・マッカラムも選択している。

『Black Lives Matter』で求められるのは、多様性を認めること。直接的な人種差別撤廃を叫ぶこと以外にも、NBA選手が世の中にプラスの影響を与えることはできる。