ルディ・ゴベア

指揮官クイン・スナイダー「使えるものはすべて使う」

NBAは来週末からのシーズン再開に向けて、練習試合(スクリメージ)を行い最後の調整を続けている。

選手のコンディションアップ、連携の確認などを行う期間だけに、公式戦でやったことがない戦術を試すチームもある。ジャズは、88-101で敗れたサンズとの練習試合で新たなラインナップをお披露目。その名も『ジャンボラインナップ』だ。

このラインナップは、216cmのルディ・ゴベアと208cmのトニー・ブラッドリーを同時に起用するもので、試合後に指揮官のクイン・スナイダーは「対戦相手や我々がどんなバスケットをやろうとするかによるから、公式戦でやるかどうかは分からない」としながらも、「使えるものはすべて使う」とコメントした。

ブラッドリーとの強力タッグにゴベアも手応えを掴んだ様子。「オフェンスでもディフェンスでも、お互いのプレーを学ぶことでチームの長所になりそうだ。自分はフェイブ(デリック・フェイバーズ)と長くプレーしたから慣れているよ。トニーにとっては新たな挑戦になるけど、僕は上手く行くと信じている」

練習試合で連携の精度を高められれば、新たな武器として公式戦でも見られる可能性はある。『ジャンボラインナップ』の行方に注目したい。