ロビン・ロペス

隔離エリア『バブル』にディズニーのTシャツで到着

バックスでともにプレーするブルック・ロペスとロビン・ロペスは、大のディズニー好きで知られている。かつてブルックは、世界中のディズニーランドを回る中で初めて日本に来たことを明かしている。

今回、NBAシーズン再開の舞台となったのはオーランドのディズニー・ワールド。ロビン・ロペスは『NBC Sports』の取材に対して「すごくシュールな感じだ。ディズニーとNBA、2つの世界がこうやって一緒になるとは思ってもみなかったことだからね。この先、かなり面白くなるよ」と笑顔で語った。

ロビンはバックスが滞在しているホテルはすでにプライベートで来たことがあるし、ディズニー・ワールドは何回来たか覚えていないぐらい来ているそうだ。他の選手は『バブル』と呼ばれる隔離エリアでの生活に少なからずストレスを感じているようだが、彼らにとってはいつもと変わらず『夢と魔法の王国』だ。

ディズニーのアパレルに身を包んで『バブル』に到着したロビンは「練習にも試合にもディズニーのTシャツを着ていくつもり」と『バブル』での滞在を楽しんでいる。

一つ気になるのが、『マスコット・ハンター』として各チームのマスコットと死闘を繰り広げてきたロビンの一面だ。今回、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために、マスコットはチームに帯同できない。ロビンは「ディズニーのキャラクターがいるから何の問題もない」とSNSに投稿したが、まさかロビンはディズニーのキャラクターを襲撃するつもりではないだろうか?

そう質問されたロビンは、「スポーツイベントにディズニーのキャラクターがいたら素晴らしいことだよ」と、いつもNBA各チームのマスコットと戦うのとは全く別の顔を見せた。そして彼はこう続ける。「よく考えてもらいたい。マスコットの世界はピラミッドになっていて、NBAやMLBやNFLのマスコットは下の層にいるんだよ」

ディズニーへの最大限の愛情を示すとともに、『バブル』に不在の全NBAマスコットにケンカを売ったロビンの手腕は見事なものだった。