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指揮官はプレーオフ1回戦をカリー抜きで戦う意向

ステフィン・カリーが復帰戦で左ひざを痛めてしまうアクシデントが発生し、2連覇を狙う王者ウォリアーズに暗雲が立ち込め始めた。カリーは左ひざ内側側副靭帯を痛め、3週間後に再検査を受ける予定だ。つまり、レギュラーシーズン中の復帰は絶望的。プレーオフについても、指揮官スティーブ・カーは「プレーオフ1回戦に出場するのは無理だろう。彼なしで戦う準備をしなくてはならない」とコメントしている。

カリーが負傷したホークス戦で24得点を記録したニック・ヤングは、苦しい時期を過ごしているエースにエールを送った。ホークス戦後の会見で、ヤングは「誰かがケガをするのは見たくはない。毎試合でチームが頼りにしている選手なら特にね。カリーにはしっかり治してくれと伝えたよ」と語っている。

優勝のためにウォリアーズに移籍し、セカンドユニットとしての役割を受け入れているヤングは、キャッチ&シュートからの得点に優れるシューターだ。1試合20得点以上は見込める得点力を持つだけに、カリー、クレイ・トンプソン(右手親指骨折)、ケビン・デュラント(肋軟骨骨折)が不在の間は、オフェンスの中心として期待される。

カリーらが万全の状態で復帰できる環境を整えるためにも、ヤングら経験豊富なベテランに課せられた役割は大きい。