調整を続けつつ、ビールの判断を待つことに
先日、ウィザーズのヘッドコーチ、スコット・ブルックスはチームのエースであるブラッドリー・ビールがオーランドでプレーするかどうかを決断していないことを明かした。そして、ビールは先週、オーランドでの試合へ出場について「どちらにも傾いていない」と発言したが、現在もその気持ちは変わっていないという。ただ、ビールはチームには帯同する予定だとブルックスはコメントした。
「最終判断はまだ。日ごとに様子を見ている状態でビールの調子は良さそうだ。コンディションも悪くないし、他の選手と同じように日に日に状態は上がってきている。我々は毎日検査を受けており現時点ではビールに問題はない。チーム全員でオーランドで戦いプレーオフに進出するつもりだ」
ジョン・ウォールとダービス・ベルターンスは、すでにチームに帯同しないことが発表されている。ウォールはアキレス腱のケガ、ベルターンスはケガの再発を恐れての判断となった。
ウィザーズは東カンファレンス8位のマジックとは5.5ゲーム差、7位のネッツとは6ゲーム差で、逆転でのプレーオフ進出に賭けている。ブルックスによるとビールには最終判断を下すまでの期限を設けておらず、今月30日のリーグ再開へ向け調整を続けながらビールの判断を待つこととなる。
「オーランドへ行く選手はスケジュール通りにトレーニングを行う。コンディショニング調整を続けながら徐々に身体のコンタクトを伴う練習を開始する。次に3on3、5on5を行い、そのあと全選手を判断する。NBAの試合でプレーする準備ができていないのであれば、その選手1人にリスクを押し付けることはしない」