ロスター枠の拡大も契約に後押し
クリッパーズは先日、ジョアキム・ノアと今季残りの契約を結んだことを発表した。関係者によると契約には保証されてはいないが来季のオプションも含まれるという。
ノアは3月9日にクリッパーズと10日間契約を結んでいたが、11日に新型コロナウイルスの感染拡大でリーグが中断となり、新天地でのデビューは果たせていなかった。オーランドでのシーズン再開が決定しロスター枠が拡大したこともノアの契約を後押しした形だ。
ノアは昨シーズングリズリーズで42試合に出場し平均7.1得点、5.7リバウンド、2.1アシストを記録。オフにアキレス腱の手術を受けたが、リハビリをしながら新たな契約先を探していた。過去にはブルズやニックスでプレーし2度オールスターに選出され、2013-14シーズンには最優秀守備選手賞を受賞。プレーオフにも60試合出場しており、イビツァ・ズバッツやモントレズ・ハレルのバックアップとして期待されている。
レイカーズと共に西カンファレンスの優勝候補に挙げられているクリッパーズはノアを獲得したことで、カワイ・レナードとポール・ジョージを中心としたディフェンスがさらに強化されるだろう。クリッパーズは7月30日から再開されるレギュラーシーズン初戦でレイカーズと対戦することが決定した。