ステフィン・カリー

元GMのラリー・ライリー「感動したよ」

ウォリアーズのステフィン・カリーには3人の子供がいる。その中でも長女のライリーは、パパに連れられて会見場に来たり、コートサイドで遊んでいるシーンが多く、真っ先にライリーちゃんのことを思い浮かべるファンも多いのではないだろうか?

ライリーは、5年前のポストシーズン中に試合後の会見にカリーと頻繁に登場すると、会見場での天真爛漫なリアクションが世界中に配信され、メディア関係者、ファンを虜にした。

カリーは、2012年に長女が誕生する前、当時ウォリアーズのGMを務めていたラリー・ライリーのオフィスを訪れ、生まれてくる子供の名前について相談していたという。『95.7 The Game’s Bonta, Steiny & Guru show』に出演したラリーは、当時のエピソードを明かしている。

「ある時、ステフが私のオフィスにやって来て、『コーチ、もうすぐ子供が生まれるんだ。女の子で、名前を考えているんだけど、生まれてくる娘にライリーとつけたらどう思います?』と聞かれた。あまりにも驚いたし、それから感動してしまった」

「とても良い思い出だね。世界中の人たちも知っていることだが、数年前にライリーはテレビに何度か出て、全員の心をつかんだ。もしあの時ステフに『やめておけ』と言っていたら、私は本当に愚か者だったよ。私の意見に関係なく、彼は娘に同じ名前をつけていたかもしれないけどね」

2012年にGMを退いたライリーは、2009年のドラフトでのカリー、2011年のドラフトでのクレイ・トンプソンの指名に関係していた人物としても知られている。

カリーは、NBA入りのチャンスを与えてくれたライリーに対する感謝の気持ちを表すため、長女の名前に彼のファミリーネームを選んだのだろう。「彼は私に話を通してくれたんだ」と、ライリーもカリーに感謝している。