リラード「勝ち方に不満なんて言っていられない」
激戦の西カンファレンスで3位に浮上したトレイルブレイザーズ。3月15日にはホームのモーダ・センターにキャバリアーズを迎え、、第4クォーター終盤3点差(105-102)に詰め寄られながらもリードを死守し、113-105で勝利した。これで連勝を2013年以来となる11に伸ばしている。
ブレイザーズを引っ張るデイミアン・リラードは「最後に詰め寄られたけれど、勝ち方に不満なんて言っていられない。また1つ勝てたのだから」とコメント。
キャブズは万全には程遠いコンディションだった。ラリー・ナンスJr.はハムストリングの負傷で欠場し、トリスタン・トンプソンは右足首のケガで6試合を欠場中。ケビン・ラブも左手の骨折により戦線を離脱したままだ。だが、レブロン・ジェームズがコートにいれば、何が起こっても不思議ではない。リラードも、試合後の会見でその点を指摘した。
「これまでの試合なら、相手に点差を縮められてもリードを8点以上キープできていたから、何も怖くなかった。でも今日は3点差に詰め寄られた。しかも、コートにはレブロン・ジェームズがいる。これは脅威だよね。それでも、決めるべき時に決めて、相手を抑えるべき時に守れた」
ヘッドコーチのテリー・ストッツは、連勝中のチームの姿勢についてこう語る。「毎試合がチームにとっての試練だが、チーム一丸となって勝っている。攻守両面で良いプレーができている。今日の試合は、その一例だ」
この日の勝利により昨シーズンの年間勝利数を上回ったブレイザーズは、西の4位サンダーとのゲーム差を2に広げた。3位以下が大混戦のためプレーオフ進出が決まるまでは気を抜けないが、このペースで勝ち続けられれば、3年ぶりに年間50勝を超えられるかもしれない。
?? Highlights from our 11th straight victory ?? pic.twitter.com/mFrBN1SjoU
— Trail Blazers (@trailblazers) 2018年3月16日