マルコム・ブログドン

各チームで何人かの選手に陽性反応

NBAでは1カ月後のシーズン再開に備え、対象となる22チームの全選手とスタッフに対して新型コロナウイルスの検査を行っている。ただ、アメリカでは新規感染者数のペースこそ落ちたものの毎日数百人規模の死者を出しており、感染が収束に向かっているとは言えない。

キングスではジャバリ・パーカーとバディ・ヒールド、アレックス・レンとさらにもう1名の選手に、また、サンズでも2人の選手に陽性反応が出た。ナゲッツのニコラ・ヨキッチも母国セルビアで陽性反応が出ている。ペイサーズのマルコム・ブログドンも「僕は陽性反応が出て隔離中だけど、体調は大丈夫。チームメートたちに合流して残るシーズンとプレーオフを戦うつもりだ」とのコメントを発表している。

オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートでは7月11日から段階的にテーマパークの営業が再開となるが、NBAの選手やスタッフが活動するのは隔離されたエリア。泡のように外の世界と切り離す、というニュアンスで『バブル』と呼ばれる。選手たちはここで生活し、練習をして、試合を行う。この制限エリアにウイルスを持ち込まないためにも、この時期に全員の検査が行われている。

ブログドンが言うように、陽性反応が出た選手やスタッフは14日間の隔離と、2度の検査をいずれもクリアすることでチームに合流できる。