クリス・ポールがタイトルを獲得できなかったクリッパーズ時代を振り返る「僕たちには運がなかった」

クリス・ポールがタイトルを獲得できなかったクリッパーズ時代を振り返る「僕たちには運がなかった」

2020/06/03

クリス・ポール

「ドックは『チャンピオンになるためには運が必要だ』とよく言っていた」

クリス・ポール、ブレイク・グリフィン、ディアンドレ・ジョーダンがいたクリッパーズは魅力的だったが、NBAチャンピオンのタイトルを獲得することはできなかった。ポールがクリッパーズでプレーした2011-12シーズンから2016-17シーズンまでの勝率は66%を超え、この数字を上回っていたのはスパーズとウォリアーズだけだった。

当時のクリッパーズは、ポールからのロブをグリフィンやジョーダンがアリウープで叩き込むプレーで多くのファンを魅了し『ロブ・シティ』と呼ばれていた。豊富なタレントが揃っていたクリッパーズだったが、2012年から2017年でカンファレンス・セミファイナル以降に進出することはなかった。そして、ポールが2017年にロケッツにトレードされたのをきっかけに『ロブ・シティ』は解体した。

ポールは『Quibi』が制作したドキュメンタリー『Blackballed』で、当時のクリッパーズに足りなかったものを語った。「ヘッドコーチのドック(ドック・リバース)は『チャンピオンになるためには運が必要だ』とよく言っていた。僕らには運がなかったんだ。チームの成績不振とドナルド・スターリング(当時のチームオーナー)の一件は一切関係ない。問題だったのは間違いないし予想外のことだったが、人生はそういうものだ」

優勝するチームには運も味方するもので、ポールとリバースが言うようにクリッパーズには運がなかった。ポールとグリフィンはプレーオフという最悪のタイミングでケガが続いた。2015年のプレーオフ準決勝の対ロケッツ戦では、伏兵ジョシュ・スミスが3ポイントシュートを次々と沈め、3勝1敗からまさかの逆転負けを喫した。

勝負事に運はつきものだが、勝敗を分けるのはそれだけではない。クリッパーズがタイトルを逸した原因は当事者にある。リバースは息子のオースティンをトレードで獲得し、身内びいきとみなされチームの和を乱した。ポールもグリフィンと良好な関係を築くことができず、チームリーダーとしてケミストリーを構築できなかった。結局のところ、クリッパーズは運以外のコントロールできる部分をマネジメントできていなかったことが、NBA優勝を果たせなかった理由の一つだろう。

1件のコメント

  • 佐保めぐみ 佐保めぐみ より:

    確かに勝負事には運も必要ですが、結局は運を手に入れるまでの自分たちの行いや過程が大切だということですね。それでも、チーム状況に文句を言わないポールは大人だなあと感じます!

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