ブラッドリー・ビールが明かす、サンダーとウィザーズの間で画策されたトレード話

ブラッドリー・ビールが明かす、サンダーとウィザーズの間で画策されたトレード話

2020/05/27

ブラッドリー・ビール

「ハーデンをウィザーズにトレードして3位指名権を狙っていた」

ウィザーズは2012年のドラフトでブラッドリー・ビールを全体3位で指名したが、間もなくしてサンダーからジェームズ・ハーデンとビールのトレードのオファーがあったと報じられてきた。ウィザーズ側がマックス契約を希望したハーデンと条件面で折り合わずトレードは実現せず、ハーデンは同年10月にトレードでロケッツに移籍した。

ビールは先日ポッドキャスト番組『All the Smoke』に出演し、ドラフト当日にハーデンとのトレードがあるかもしれないと伝えられたと発言した。

「待機部屋で座っていると代理人が僕の肩を叩いて『オクラホマシティに行くことになるかもしれない』と言ったんだ。僕は『どういうことなんだ?サンダーのワークアウトには参加しなかったのに』と思った。ウィザーズ、キャバリアーズ、ボブキャッツの3チームとしか練習していなからね」

「サンダーはハーデンをウィザーズにトレードして3位指名権を狙っていた。2位か3位のどちらかだった。僕を指名してハーデンをウィザーズにトレードしようとしていた」

ビール本人が代理人から直接聞いたというハーデンとのトレードだが、その信憑性には疑問も残る。サンダーは2012年NBAファイナルでヒートに敗れたものの優勝を狙えるチームだった。ハーデンの代わりを探すのであれば、ルーキーではなく即戦力を狙うのが現実的だ。実際サンダーはハーデンをロケッツに放出し、ドラフト指名権、若手選手、そして実績のあったケビン・マーティンを補強した。当時のマーティンはロケッツ在籍3年で平均20得点近く記録しており、2012-13シーズンでケビン・デュラントとラッセル・ウェストブルックに次ぐ3番手のスコアラーとして平均14得点を挙げている。

ビールとハーデンの2012年以降の活躍を考えると、トレードが実現していたら両チームがどうなっていたか想像するのは興味深い。ハーデンはロケッツをほぼ1人でプレーオフチームに押し上げ、2018年にはMVPに選出された。ビールも今シーズンは平均30得点を超え、ハーデンに次ぐリーグ屈指のスコアラーへと成長した。ウィザーズでもサンダーでも、2人ならチームの中心として活躍していたに違いない。

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