レイ・アレンがセルティックス永久欠番入りのポール・ピアースを称賛「2008年の優勝は特別」

2018/02/15
NBA&海外
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写真=Getty Images

「俺はいつだってセルティックさ」と遺恨解消を待つ

2月11日にTDガーデンで執り行われたポール・ピアースの永久欠番式典では、ともに2008年の優勝に貢献した面々の姿があった。だがそこに、優勝メンバーの一人が欠けていたことに気づいたファンも少なくないはず。ピアース、ケビン・ガーネットとともにビッグ3を築いたレイ・アレンの姿がなかったのだ。

アレンは2011年のオフにフリーエージェントの権利を獲得し、当時レブロン・ジェームズ、ドウェイン・ウェイド、クリス・ボッシュを擁した最大の好敵手ヒートに移籍。この決断をピアースやガーネットは快く思わず、アレンとの関係は悪化してしまった。その後もガーネットは、自身がホストを務める番組で2008年のセルティックス優勝メンバーを集める企画を行なったが、そこにアレンを呼ばないほど、まだ遺恨が残っている。

だが近年、ポールはアレンへの態度を軟化させ始めた。アレンは永久欠番式典にこそ出席しなかったものの、ピアース、それからセルティックスに対する熱い思いをInstagramに投稿した。

What we did in 2008 was special! Not only by Boston standards but by professional sports standards. The truth is, without any one of us on that team we would've never been able to do the unthinkable. Going from last place in one year to winning a championship is unfathomable. But, we did it! WE did it- Paul Pierce, Kevin Garnett, Rajon Rondo, Tony Allen, P.J. Brown, Sam Cassell, Glen Davis, Eddie House, Kendrick Perkins, Scott Pollard, James Posey, Leon Powe, Gabe Pruitt, Brian Scalabrine, Doc, Danny, everyone at the Celtics Organization, our wives, children, families, the Fans in The City of Boston and yes, me. Over the last few years I have been berated, lambasted and had my name smeared. You may not want to hear this, but I will always be a Celtic. (Fact). I will always cherish the bonds that I shared with all of my teammates and the people in the city of Boston. (Truth). We all gave everything we had. We all won and we all raised the 2008 NBA Championship banner together. (Ubuntu) Paul Pierce is the first guy that welcomed Kevin and me with open arms into his atmosphere from day one and we never looked back. Paul and I have spoken about our time together as teammates- going to battle night after night knowing we could count on one another and we have also talked about my decision to leave during free agency- a choice I made for my family. Despite what you may have heard or read or what is rumored- there is nothing but love. Paul and I are more interested in building bridges than putting up walls. To Paul, number 34, Congratulations on having your number raised up to the rafters. I salute you for your commitment to the city of Boston and to us the 2008 NBA Champions #thetruth

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「自分たちが2008年に成し遂げたことは特別だった。ボストンのスタンダードだけではなく、プロスポーツにおけるスタンダードを考えても特別なことだった。当時のチームの誰か一人でも欠けていたら実現できなかったことだ。前年の東カンファレンス最下位から翌シーズン優勝なんて信じられない。でも、俺たちは成し遂げたんだ! ポール・ピアース、ケビン・ガーネット、ラジョン・ロンド、トニー・アレン、P.J.・ブラウン、サム・キャセール、グレン・デイビス、エディー・ハウス、ケンドリック・パーキンス、スコット・ポラード、ジェームズ・ポージー、レオン・パウ、ガブ・プルイット、ブライアン・スカラブリン、ドック(リバース)、ダニー(エインジ)、セルティックスの全員、みんなの妻、子供たち、家族、ボストンのファン、それから俺も貢献した」

「ここ何年かは批判され、俺の名前にも傷がついてしまった。みんなは聞きたくないかもしれないけれど、俺はいつだってセルティックさ。いつだってチームメート、ボストンのみんなと作り上げた関係性を慈しむ。俺たちは全力を尽くしたのだからね。全員で力を合わせて、2008年のNBA優勝バナーを掲げることができた。ポール・ピアースは、ケビンと俺を誰よりも温かく、心を開いて受け入れてくれた。それから俺たちは決して後ろを振り返らなかった。ポールとは、チームメートだった時代について話した。毎日の試合のこと、お互いを頼りにしていたこと、それに、自分の家族のために俺が決断したフリーエージェントのこと。みんなが何を見聞きしたとしても、俺の中には愛情しかない。ポールと俺は、壁を作ることより、橋をかけることの方に関心がある。ポールへ、34番の永久欠番化おめでとう。君がボストンのため、2008年のNBA優勝に全力を尽くしたことを褒め称えたい」

時間がすべてを解決するとは限らない。それでも、アレンがボストン、そしてセルティックスファンから再び受け入れられ、ガーネットらと笑顔で再会を果たせる日が来ることを、誰もが願っている。