レブロン・ジェームス

安全のためのガイドラインを遵守して練習再開

レイカーズのレブロン・ジェームズが、チームメートとコートを使ってのトレーニングを行っていると『Stadium』が報じた。

レイカーズとクリッパーズの本拠地があるロサンゼルス郡では、NBAのガイドラインと米疾病対策センター(CDC)の勧告に従うことを条件に、スポーツチームの活動再開が例外的に認められたばかり。レブロンが一緒にトレーニングをするのは一度に1人か2人に限られ、関係者全員に検査が行われ、ソーシャルディスタンスを保つ。クリッパーズも同様にしてトレーニングを再開させた。

カリフォルニア州は他州よりも練習施設の利用再開が遅れたため、レブロンが少しでも遅れを取り戻そうとしているのは理解できる。レイカーズは中断時点で49勝14敗と西カンファレンス首位に立っており、優勝候補の筆頭に挙げられていた。レブロンは以前からシーズン再開を強く希望しており、チームメートとの練習再開は実戦感覚を取り戻す第一歩となりそうだ。

NBAはシーズン再開に向けた方法論を検討中だが、レギュラーシーズンは82試合から70試合に短縮される可能性がある。そうなれば、シーズン再開から数試合を消化すればプレーオフとなり、ミニキャンプを行うにしてもチームメートと一緒に練習できる時間は限られる。レブロンのみならず、仲間とコートで一緒に過ごす時間をどう活用するかが大事になりそうだ。