「ウォリアーズの方が王朝に相応しい」
クリス・ボッシュは現役時代にレブロン・ジェームズ、ドウェイン・ウェイドとともにヒートの『ビッグスリー』の一人として活躍し、NBA連覇に貢献した。しかし、彼は当時のヒートよりもウォリアーズの方が『王朝』に相応しいとInstagram Liveでコメントしている。
「当時のヒートがNBAの歴史の中でどんな位置なのかを考えてみたけど、ウォリアーズの方が王朝に相応しいと思う。僕らはイギリスのロックバンド『クリーム』のようなものだ。短命に終わった伝説のバンドみたいに、僕らはスーパースターが揃って4年間だけプレーした。たった4年間だけね。今振り返ると、まともじゃなかったし、自分でもよくできたなと思う」
ヒートとウォリアーズの数字だけを見ればボッシュの主張は正しい。ウォリアーズは5年連続でNBAファイナルに進出し3度のチャンピオンに輝いた。一方ヒートは4年連続でファイナルに進出し、2度のチャンピオンという数字だ。その後、レブロンが2014年にチームを去り、ビッグスリーは解体となった。
ウォリアーズは昨夏にケビン・デュラントがチームを去ったが、ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンの主要メンバーがまだ残っていて、来シーズンの王朝復活を目指している。
ちなみに2010年代で一番長く続いた王朝は『レブロン王朝』だ。レブロンはヒートとキャバリアーズで8年連続でNBAファイナルに出場している。この連続出場記録は、レブロンが達成してきた数々の偉業の一つとして今後も残っていく。