仮にシーズン再開しても過酷な優勝争いになると主張するオースティン・リバース「今までの流れは関係ない」

仮にシーズン再開しても過酷な優勝争いになると主張するオースティン・リバース「今までの流れは関係ない」

2020/05/04

オースティン・リバース

「真のケミストリーを作り直さないといけない」

2019-20シーズン再開に向けてあらゆる選択肢を検討しているNBAだが、仮に再開できたとしても、これまでの状況とは大きく異なる。選手、スタッフの安全面を確保するには、少なくとも無観客での試合になる可能性が高い。そして各チームは、中断された3月中旬までに築き上げていたチームケミストリーも再構築しなければならない。

プレーオフ進出最後の枠である東西カンファレンス8位をどうやって決めるかなどの工夫は必要だが、ポストシーズンに進出する16チームは、概ね横一線の状態で優勝を争うようになる。そう考えると、過去もっとも過酷な優勝争いになると主張するのが、ロケッツのオースティン・リバースだ。

FacebookでのQ&Aセッションに参加したリバースは、「この中断期間が与える影響は大きいから再開しても難しい。良い波に乗れていたのはレイカーズとバックスだけど、こうなると流れなんて関係ない」と答えた。

レギュラーシーズンから再開できたとしても、予定されていた全日程を消化するのは簡単ではなく、プレーオフまでに数試合をやれれば良いという意見も多い。リバースも「今シーズン優勝したチームは、この中断期間中も真剣に練習し続けて、チーム一丸となってやれる選手を擁しているチームということになる」と話し、持論を展開した。

「ケミストリーを作る時間は限られている。その上でプレーオフに入るわけだし、観客がいないのなら、これまでとは大きく異なる。優勝チームについてはいろいろと意見もあるだろうね。ただ、今シーズンに優勝することは相当大変だと思う。この期間中も選手はコンディションをキープした上で、真のケミストリーを作り直さないといけないんだ。今シーズンの優勝争いは、これまでで一番過酷なものになると思う」

リバースは、無観客試合による影響についても触れ、「もうホームコートアドバンテージはない」と話した。「些細なことも含めて、多くのことが様変わりする。フリースロー成功率だって上がるだろうし、シュート成功率も上がるだろうね。気が散るようなノイズもなくなって、まるで実戦形式の練習のようになる。練習では良いプレーができても、実際にライトの下でプレーするのとは違う。ファンも歓声も大きな音もなくなるのだから、いつもの試合とは全く違うものになる」

それでもリバースはこの中断したイレギュラーなシーズンをポジティブにとらえ、新型コロナウイルスのパンデミックの終息を信じている。「もしシーズンが再開されたら、これまでに一度もなかった状況でやるわけだから興味深い。もちろん、大変なことだけど、10年や20年が経ったら、この経験が昔話になる時が来るはずさ」

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