牧隼利

「沖縄でまたバスケットボールができることを本当に嬉しく思います」

琉球ゴールデンキングスは今日、特別指定選手だった牧隼利とナナーダニエル弾との2020-21シーズン選手契約を結んだことを発表した。

牧はキャプテンを務めた筑波大でインカレ優勝を果たし、その後、琉球に特別指定選手として入団した。フィジカルの強さを生かしたディフェンスに定評があり、琉球では18試合に出場し今シーズンのラスト10試合ではすべて先発出場を務めた。平均プレータイム17.3分で3.4得点、2.0リバウンドを記録している。

牧はクラブを通して次のコメントを発表している。「まず、来シーズンも引き続き琉球ゴールデンキングスでプレーさせていただくことを非常に誇らしく思い、そして受け入れてくださった球団、スタッフの皆様に感謝したいです。私自身のプロキャリアをスタートさせていただいた沖縄という地でまたバスケットボールができることを本当に嬉しく思います。そして、なによりも熱く温かいご声援を送ってくださるファンの皆様と『団結の力』で闘えることが何よりも楽しみです。まだ、この先どのようになるかは誰もわからない状況ですが、例年よりも長いシーズンオフの期間を逆に活かし、パワーアップした姿をお見せすることを約束します。引き続き応援の程、宜しくお願いします!」

ナナーは2018-19シーズンからの2シーズンを特別指定選手として琉球でプレーした。197cm100kgのパワーフォワードで身体能力も高く、外国籍選手にも引けを取らないプレーができる選手で、今シーズンは4試合に出場した。

ナナーはクラブを通してコメントを発表している。「来シーズンもキングスの一員として戦えることを非常に嬉しく思います。これまでは特別指定選手でしたが、来シーズンからはプロバスケットボール選手としてのシーズンが始まります。バスケットボールだけではなく、人としても成長できるよう先輩方の姿を見てあらゆる面で吸収していきます。沖縄のために、応援してくださる皆様のために、これからもひたむきに努力し続けます。僕のプレーを見た方へ元気与えられるよう頑張ります!」

琉球はこれまでに藤田弘輝ヘッドコーチ、田代直希、ジャック・クーリー、並里成、満原優樹、石崎巧の契約継続を発表。そして、福田真生、長谷川智伸、税所寛の自由交渉リスト入りを発表している。