「オールスター選手になって出直して」とフラれた過去
NBAオールスターファン投票の結果が発表され、2年目のジョエル・エンビードが初選出にしてスターターの座を手にした。セブンティシクサーズの選手でオールスターゲームに先発出場するのは、2006年のアレン・アイバーソン以来初ということになる。
エンビードの選出が決まると同時に、ソーシャルメディア上ではグラミー賞歌手リアーナのInstagram投稿のコメント欄が、エンビードの名前で埋め尽くされる現象が起こった。
今からさかのぼること4年前の話。2014年のドラフト全体3位でシクサーズから指名されたエンビードは、リアーナにデートを申し込んだという。しかし、まだNBAデビューすら果たしていなかったルーキーに対し、歌姫は「オールスタープレーヤーになったら出直してきて」と返答。エンビード自身が、あっさり振られたことをTwitterで明かした。
This is the truth… I was trying to get with this famous girl and she said " Come back when you're a All Star" bruhh pic.twitter.com/CFBnRqnKMA
— Joel Embiid (@JoelEmbiid) 2014年8月17日
2016-17シーズンに待望のNBAデビューを飾り、大器の片鱗をのぞかせたエンビード。昨年の次点でもオールスター選出の可能性はあったが、わずかに届かなかった。それでも今シーズンは開幕からキャリアベストのパフォーマンスを続け、堂々の選出。この結果を受け、リアーナとの一件を覚えていたファンが騒ぎ出したというわけだ。
当事者のエンビードは、1月18日のセルティックス戦で26得点16リバウンド6アシストの活躍を見せ、89-80での勝利に貢献。試合後、リアーナとの件について聞かれると「自分の誘いを断った女性のことは考えていない。もう気持ちを切り替えて、進んでいるから」とコメントした。4年前の約束をリアーナが覚えていれば、オールスター期間中エンビードとのデートを実現させ、2人が食事を楽しむ画像がソーシャルメディアに投稿されるかもしれない。