ジャズのルーキー、ドノバン・ミッチェルとマイケル・ジョーダンの共通点は『45』

2018/01/16
NBA&海外
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写真=Getty Images

ミッチェルは大学でもNBAでも45番を愛用

背番号に思い入れを持つプロアスリートは少なくない。新人王候補に挙げられているジャズのドノバン・ミッチェルは、ルイビル大学時代から現在と同じ45番を愛用しているのだが、その理由は、『バスケットボールの神様』ことマイケル・ジョーダンに対する尊敬からきているという。

ジョーダンと言えば『23番』の印象が強い。しかし、ジョーダンは高校時代に45番を着用していた。ブルズでキャリア初の3連覇を果たした後で挑戦したメジャーリーグ時代(シカゴ・ホワイトソックス傘下)にも45番を着け、1995年3月にNBA復帰を果たした際も、復帰戦から22試合限定だったが45番を着用していたのだ。

ジョーダンは、1度目の復帰後に背番号を23から45に変えた理由を、自伝で次のように綴っている。「復帰した時、父が生前に見ていた番号でプレーしたくなかった。もう父はいなかったわけで、復帰を新たな始まりと考えた」

彼の父は強盗に襲われて命を落としている。彼自身がそのトラウマを乗り越えるために選んだのが『45』だった。このエピソードを知っていたミッチェルは、ジョーダンへのリスペクトを込めて45番を愛用しているというわけだ。1月12日、敵地でのホーネッツ戦でゲームハイの35得点を記録したミッチェルの姿を、ホーネッツのオーナーであるジョーダンが客席から見ていた。そのことを試合後に聞いたミッチェルは、「彼が見ていたなんて知らなかった」とコメントした。

ミッチェルが45番を愛用している理由は、ジョーダンの耳にも入っていたに違いない。ジョーダンの『御前試合』でミッチェルは35得点の大暴れを見せた。共通の番号を持つルーキーの活躍に、ジョーダンも思うところがあったのではないだろうか。