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ハイレベルな戦いを続けるために、赤ワインで疲労回復

12月30日に33歳の誕生日の迎えたレブロン・ジェームズは、今シーズン開幕からキャリアベストの成績を残している。ベテランの域に達したが、そのパフォーマンスに衰えは見られない。年齢なりにプレースタイルを渋く変えていくのではなく、ダイナミックでエネルギッシュな若々しさをキープしているのだから驚きだ。

その秘訣について本人は赤ワインを挙げている。レブロンによれば愛飲するようになったのは30歳を過ぎた最近のこと。「習慣にするようになるには時間もかかった。初めてワインを飲んだ時には、後を引くような味には感じないからね。娘に少しだけ舐めさせてみたら、『石の味がする』と言っていたよ。とても上等なワインを舐めさせても、娘は『石の味。すんごくマズい』とまで言われてね」

それでも今は飲むだけでなく、ワインについて調べるようになったと言う。「ここ数年、ブドウの種類、育った土壌の違いについても調べた。赤ワイン、白ワイン、ブレンドしたものとか、いろいろとね。循環器系に効能があると聞いたし、回復効果もあると聞いた。今はほぼ毎日ワインを飲んでいて、キャリアベストのプレーができている。どういう効果であれ、受け入れているよ」

果たして赤ワインの日常的な摂取とパフォーマンスに相関関係があるのかは分からない。だが、少なくともレブロンにとっては、試合で酷使した肉体と精神をリラックスさせる効果があることだけは間違いなさそうだ。