「チャンスを生かすためにベストを尽くしてきた」
トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードは、勝負どころで不可能を可能にするクラッチプレー、いわゆる『デイム・タイム』でチームを勝利に導いてきた。
今シーズンは58試合に出場し、平均プレータイム36.9分で28.9得点、7.8アシストを記録している。開幕第14週と15週には連続で西カンファレンスの週間最優秀選手に選ばれるなど、驚異的なパフォーマンスを続けていた。
そのリラードが『NBA Together』のインタビューに応じ、『デイム・タイム』について語った。
「僕はいつもあの瞬間に『勇敢にプレーするんだ』と自分に言い聞かせている。試合の時だけでなくて、日頃の練習やウエイトトレーニング、コンディショニング面でもハードにやっている。日頃のハードワークは自分が一番知っているからね。僕は完璧な人間ではないけど、与えられたチャンスを生かすためにベストを尽くしてきた。たとえネガティブな結果になっても、それ以上は考えないようにしている。ネガティブに引きずられるのではなく、いつだって『上手くいく』と考えることが大事だ」
リラード本人だけでなく、チームメートも彼の努力を知っているからこそ、勝負どころで彼を信頼しボール託す。新型コロナウイルスの影響によりリーグ戦は一時中断し、再開時期やそもそも再開するかも不透明な状況だ。それでも彼は来るべき勝負に向けて、今も心身ともに準備をしている。