シーズン再開に向け、アプリやスマートウォッチを活用して自宅待機中のNBA選手を支えるトレーナー

シーズン再開に向け、アプリやスマートウォッチを活用して自宅待機中のNBA選手を支えるトレーナー

2020/03/28

NBA

各選手の自宅にトレーニング器具を配送する工夫も

NBAは新型コロナウイルスの大流行によりシーズンを中断しているが、いまだ再開の見通しが立っていない。今は全チームが練習施設も閉鎖している。各チームのトレーナーはテクノロジーなど使い、自宅でトレーニングを続ける選手たちを支えている。

『ESPN』によれば、リーグがシーズン中断を発表後、各チームのトレーナーは選手に自宅でできるトレーニングの指示を出したという。その手法は様々で、ロケッツとマーベリックスは、チーム内でのみ使用しているアプリで各選手に異なるトレーニングメニューを提示している。このアプリは本来、シーズンオフに使うものだったが、選手と接触できない現状を考えれば最善策の一つだ。

ペリカンズはトレーニングメニューを指示し、各選手の運動量をスマートウォッチのデータで管理しているという。

ラプターズの場合は、他球団と少し勝手が違う。ラプターズはNBAで最初に感染者を出したジャズと最後に対戦したチームだったため、選手も球団スタッフも最低2週間の自宅待機を余儀なくされた。

球団のストレングス&コンディショニングコーチは、先週末に通常業務再開の許可をもらうと即行動を開始。フィットネス用具の業者に連絡を入れ、ステーショナリーバイクやダンベルなどを大量に注文し、各選手の自宅に配達した。

バックスもトレーニング機具を選手に配達している。しかしラプターズとは異なり、自前の練習施設内のウェイトルームを解体し、そこからバイクやダンベルなどの機具を運んでいるという。

球団の練習施設を使えないために、リハビリで苦労している選手もいる。各チームのトレーナーは動画で選手の状態を確認するなど、今もできることを続けている。

また、トレーニング面だけではなく、栄養面でもアスリートにはサポートが必要だ。普段なら球団が雇ったシェフ、あるいは選手個人が雇ったシェフが栄養バランスを考えて食事をサポートしているが、自宅待機の現状では工夫が必要になる。そこで球団によっては、宅配フードサービスなどを活用して、選手をサポートしている。

リーグがシーズン再開に向けて尽力している今、選手、トレーナー、球団職員たちも、それぞれにできることを続け、次の動きに備えている。

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