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社会貢献活動のサプライズギフトにファンが感激

クリスマスシーズンになると、NBA選手たちは球団が本拠地を構える地元のファンに、クリスマスギフトをプレゼントする社会活動を盛んに行っている。

サンダーのレイモンド・フェルトンは、地元のショッピングモールでファンと交流し、ある一家にモールで何でも好きな物を購入できるよう手配。この厚意に感激した子供たちの祖母がお礼を言うと、フェルトンはこう声をかけた。「メリー・クリスマス。他に必要なものがあれば、自分が支払いますからね」

The ?? of Raymond Felton. #HolidayAssist ??

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ペリカンズのエース、アンソニー・デイビスは、さらに大がかりなプレゼントを地元の一家に用意。家の敷地と思われる場所に停車してあった車のトランクを開けると、そこに子供用のギフトがたくさん積み込まれていた。そして最後に母親に渡された小さな包みを開けると、そこには車の鍵が入っている、という演出だ。

包みの中身が車の鍵と知った母親は、あまりの出来事に我を忘れ、涙を流してデイビスに感謝の気持ちを伝えた。デイビスは後に、この動画に「幸せな瞬間を共有できて最高」というメッセージをつけてTwitterに投稿した。

NBAに限らず、大金を稼ぐプロアスリートの中には、成功した暁には社会に還元するという考えが浸透している。いくらNBAの活動とはいえ、そして年間数十億円を稼ぐスーパースターとはいえ、自費でこれだけのことはなかなかできない。まさしく、NBAのスローガン『This is Why We Play』を体現する行動として、称賛されるべきだろう。