新型コロナウイルスと戦うNBA、ケビン・ラブ「今こそNBA選手がアスリート以上の存在になる時」

新型コロナウイルスと戦うNBA、ケビン・ラブ「今こそNBA選手がアスリート以上の存在になる時」

2020/03/19

ケビン・ラブ

アリーナで働くスタッフのため10万ドルを寄付

新型コロナウイルスの世界的大流行を受け、NBAスター選手の中には、この疾病により収入面で影響を受ける人たちを救済するため、自腹で高額寄付をする選手が続々と増えている。

この運動の先頭に立ったのがケビン・ラブだ。彼は、シーズン中にキャバリアーズのホームアリーナで時間給で働くスタッフのため10万ドル(約1050万円)もの金額を寄付。ラブの行動に感化され、同様の寄付をする選手が急増している。

先日も「僕たちは、バスケットボールの試合を通じて、大きな諸問題に対して声を上げてきた。ともに立ち上がり、革新的なリーグとして、選手、ファン、コミュニティを気にかけてきた。僕は、みんなが感じている不安がいかに大きいかを案じている」というメッセージを発信したラブは、『Today Show』に出演し、「今こそNBA選手がコミュニティリーダーになる時」と、あらためて声を上げた。

「みんな、それぞれ給料をもらって生活が成り立っている。今こそNBA選手が行動を起こし、アスリート以上の存在になる時だ。自分たちのコミュニティで働く人たち、少なくとも年間41試合あるホームゲームで働いてくれている人たちがいる。寄付は彼らがストレスや大きな不安を感じている時期を上手く切り抜けるためにやったことの一つにすぎない」

「恩送りをして、彼らの力になりたい。本当に大変な時期で、今は日常的な会話ですら以前の状態に戻そうとしている段階。みんな同じように考えてしまっている今こそ、自分たちがコミュニティリーダーになって、ストレスを抱えて、大変な時に直面している人たちにとって適切な行動を起こすべき時だ」

またラブは、NBAファンに向けたメッセージの中でも「同じ敵が目の前にいる今以上に、僕たちが一つになれることはない」とも語り、同じNBA選手への協力を呼びかけた。

「僕たちにできることには、とても大きな力がある」

1件のコメント

  • 鈴木 健一郎 鈴木 健一郎 より:

    リーダーシップは平時ではなく、グループが厳しい状況に置かれた時こそ問われます。NBAだけでなくスポーツ界、エンタテインメント全体の危機に、NBA選手がどんなアクションを起こせるか。それがこの状況を乗り越えた時に『社会的意義』になるわけです。「僕たちにできることには、とても大きな力がある」。これを言葉だけじゃなく実践していくであろうラブに期待です。

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