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指揮官カーも「とんでもない数字」と脱帽

ウォリアーズが今シーズン最高のプレーを見せた。

12月1日に敵地アムウェイ・センターで行なわれたマジック戦で、ウォリアーズは今シーズンのNBA最多となる46アシストを決めるパフォーマンスを披露し、133-112で勝利した。若手主体の『ヤング・レイカーズ』と11月29日に対戦した際には延長戦の末に辛勝したが、本来であれば余裕を持って勝たなければいけないところ。ヘッドコーチのスティーブ・カーも、このところ選手たちの集中力に苦言を呈すこともあった。

しかし、このマジック戦ではボールも選手もよく動くプレーを試合開始から最後まで続け、王者のあるべき姿を披露。前半に出場時間を与えられた選手の中で無得点に終わったのはショーン・リビングストンのみで、13選手中10選手が得点を決めた他、24本中12本の3ポイントシュートを含む88本中55本のフィールドゴールを成功させ、勝利に貢献した。

この試合で通算3ポイントシュート成功数が1990本に到達し、ジェイソン・キッド(1988本)を抜いて歴代8位に浮上したステフィン・カリーは「ボールムーブメント、全員をプレーに参加させることこそ、自分たちが誇りに思っていること」とコメント。「全員がボールに触れて、お互いがお互いを助ける。僕たちは全員が相手にとって脅威になれる」と、続けた。

第4クォーター後半に判定に対して抗議し、退場処分を受けたデュラントも、試合内容には好感触を得たようで、「今日は全員がプレーを決めた。オフ・ザ・ボールの動きも良かった」と語った。

カーも「46アシストなんて、とんでもない数字だ」とチームパフォーマンスを称賛している。

ウォリアーズは、クレイ・トンプソンが27得点5アシスト、デュラントが25得点7アシスト、カリーが23得点10アシスト、ジョーダン・ベルが16得点、ドレイモンド・グリーンが12得点10アシストで勝利に貢献した。