松島良豪

「指導者になるためにはこのタイミングが一番よいと判断しました」

レバンガ北海道は今日、松島良豪が今シーズン限りで引退することを発表した。

松島は2013-14シーズンからNBL時代の兵庫ストークス(現西宮ストークス)でプレー。その後2015-16シーズンよりレバンガ北海道に入団し、今シーズンは34試合に出場し平均2.9得点、3.4アシストを記録している。しかし、松島はスタッツ以上に激しいディフェンスやリーダーシップという面でチームを鼓舞し、またオフコートでもエンターテイナーとして北海道を盛り上げてきた。

松島はクラブを通してこのようにコメントを発表している。

「このたびは、突然のご報告となり申し訳ありません。私事ではありますが、今シーズン限りで引退することを決意いたしました。理由としては、指導者の道を歩みたいという想いがずっとありまして、指導者になるためにはこのタイミングが一番よいと判断しました。今後は指導者としての道を歩むべく勉学に励みたいと考えており、今シーズン終了後の大学院進学を目指し、先日合格することができました。そのことで、外部からの憶測等で誤解を生むことなく、自分の言葉で、いつも応援してくださる皆さんに伝えたかったので、このタイミングでの発表とさせていただきました」

今シーズンの北海道は12勝23敗と激戦の東地区では最下位にいるが、強豪千葉ジェッツに勝利したり、天皇杯ファイナルラウンドへ進出したりとチームとしても成長をしている。

松島は新たな道へ進むために現役引退という決断を下したが、今シーズンはまだ後半戦を迎えたばかり。レギュラーシーズン後半戦も激しいディフェンスやリーダーシップでチームを鼓舞し、チームとともに成長し勝ち星を増やしていく姿に期待だ。