ルー・ウィリアムズ「彼は黙って勝負するタイプの男」
西カンファレンスのファイナルはロサンゼルス対決になると予想する人は多いのではないだろうか。特にレイカーズはレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスの両エースの活躍もあり、32勝7敗で首位を快走中で、カンファレンス王者の最有力候補だ。
しかし、7敗のうち2敗はクリッパーズ相手に喫したもの。短期決戦のプレーオフでレイカーズとクリッパーズが当たった場合、その結末がどうなるかは分からない。
レイカーズに匹敵する戦力があるのはリーグの中でも数チーム。プレーオフを勝ち抜くための経験を持つチームはさらに限られる。そういう意味でも、レイカーズのライバルとなるのはクリッパーズだ。カワイ・レナードとポール・ジョージに加え、ルー・ウィリアムズなど戦力豊富で、プレーオフでの戦いも知り尽くしている。
特にカワイ・レナードは異なる2つのチームでNBA優勝の経験がある。そして今シーズンの両チームの直接対決では、レナードが2試合とも30点以上を挙げている一方で、レブロンは20点ほどしか取れていない。
ESPNのスポーツトークショー『First Take』によれば、そのレナードがレイカーズとの試合中に「僕とのマッチアップにビビらないよう、誰かレブロンに伝えてくれ」と言ったとのこと。だが、この噂についてルー・ウィリアムズは嘘を意味する青い帽子の絵文字とともに「そんな発言は聞いたことがない。彼は黙って勝負するタイプの男だ」とツイートした。
両チームの対戦は1月28日と3月8日に予定されている。過去2戦と同様にレナードがゲームを支配するのか、それともレブロンがリベンジを果たすのか。もしレイカーズがこのまま勝てないようだと、その苦手意識はプレーオフで決して少なくない影響をもたらすはずだ。