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強力バックコートでチームを牽引するプランが破綻

ペイサーズ戦の第4クォーター途中、自らボールをプッシュし、そのままリムにアタック。2人のブロックショットをかいくぐりレイアップシュートを決めた直後、右ひざに全体重がかかる形で着地。そのまま倒れ込んだリンは「もう終わりだ」と感情的に繰り返したという。スタッフに助け起こされたリンは、何とか自分で歩いてロッカールームに引き上げたものの、重傷なのは明らか。チームは昨日、右ひざの膝蓋腱の断裂により今シーズンを全休する見込みであることを発表した。

ショーン・マークスGMは「シーズン前から素晴らしい活躍を見せており、今シーズンはやってくれると期待していた。我々は彼の回復をできる限りサポートするし、彼もまた復帰のために全力を尽くすはず。ジェレミーは今後もネッツの重要な一員であり、引き続きリーダーシップを発揮してもらいたい」

昨シーズンはケガの影響で36試合の出場に終わったリンは、万全のコンディションを取り戻して臨んだ開幕戦で悲運に見舞われた。昨シーズンのネッツはリンが出場したゲームで13勝23敗、リンが欠場したゲームでは7勝39敗。36%から15%へと勝率を落としている。

リンがポイントガードを、そして新加入のディアンジェロ・ラッセルがシューティングガードを務めるプランが早くも破綻。ネッツにとっては厳しいスタートとなった。