カリフォルニア州のサンクレメンテにて誕生した『STANCE』はスケートやサーフィン、アートといった西海岸のカルチャーをルーツに、オリジナリティと自己表現を求める人たちに向けたソックスブランドとしてスタート。そこからアスリートのパフォーマンスに向けた機能性を追求することでMLBやNBAでも多くの選手に愛用されるようになった。
『STANCE』が川崎ブレイブサンダースをサポートするようになって現在が3シーズン目。今は川崎のすべての選手がそのソックスを着用して日頃から練習を行い、試合に臨んでいる。そんな『STANCE』の履き心地について、辻直人、熊谷尚也、林翔太郎の3人に聞いた。
辻直人「感覚の部分でしっかりとサポートしてくれる」
これまでは別のソックスを使っていましたが、シューズの中で滑ってしまうことがあり、それが一番気になるところでした。次のプレーへの動きが遅れることもあるし、場合によってはシュートに影響があることもあります。感じ方は人ぞれぞれだし、ほんの少しのことですけど、タイミングがズレるのは避けたいです。
僕はあまり極端にこだわるタイプではないのですが、厚みとフィット感は気にします。シューズにはクッションがありますよね。ソックスもある程度は厚みがないともろに衝撃が足に来ます。厚みがありすぎると足からの感覚がぼやけてしまいます。またシューズの中で動いてしまうと、そこがこすれることで痛みが出たり、マメができたりします。ケガの原因になるようなことも避けたいと思っていました。
あと『STANCE』で驚くのは2年前のソックスが普通に履けたりすることです。激しい動きをしているんですけど、穴も開かないし、上の部分がたるんでくるようなこともないので、そこは他のソックスと違いますね。普通はシーズン途中でも緩んできて気になると思うんですけど、そういうのがないのはすごいです。
プロになったことで、年齢やその日の調子に関係なく、ファンの方をガッカリさせないようなプレー、何かを伝えられるようなプレーをしなければいけない、それが最低限のことだと思っています。『STANCE』は、その感覚の部分でしっかりとサポートしてくれています。種類もたくさんあるし、オンコートはもちろん、オフコートのファッションとしても使えますね。
熊谷尚也「自分のこだわりに、ちょうど良いですね」
僕が『STANCE』を履いているのは川崎に来てからなので、今年の夏からになります。個人的にはすごく気に入っています。薄すぎず厚すぎない、ちょうど良い厚みで、なおかつ少しゆったりとしている。それが自分のこだわりなんですけど、ちょうど良いんです。
やっぱり一番こだわるのは厚さです。ポジション的にも走り回ることが多く、横の動きも多いので、シューズの中でソックスがズレると感覚的にはすごく嫌ですね。
シューズは32cmですがソックスはLサイズを選んで履いています。ジャストサイズだと締め付けがあまり感じられないんですよ。ワンサイズ小さいものを履くと、その分だけ圧迫されて、疲れにくいんじゃないかと思います。
バスケットの時はこれを履くんですけど、オフコートではこれよりもうちょっと薄くて長いソックスを使わせてもらっています。
林翔太郎「プレー以外で個性を出せる部分です」
僕はこのシーズンが3年目なので、ちょうど川崎に入団した時から『STANCE』を履かせていただいています。大学生の頃は自分で購入したものや、チームで用意されたソックスを使っていたんですけど、NBAで使われているソックスだということは知っていました。
以前はシューズの中でソックスが滑って自分のプレーがやりにくいことがありました。今はそういうことが全くないですね。シューズもソックスも、人によっては複数用意したものを順番に使ったり、試合用と練習用を分けることもありますが、僕は練習でも試合でも同じものを使い続けます。同じシューズ、同じソックスを使っていれば足に違和感がなく、いつもと同じプレーができる感覚があるからですね。
僕は見た目から入るタイプなので、『STANCE』のソックスはシンプルなものもありますが、派手でおしゃれなものが多くてカッコいいですよね。バスケットで魅せるとなればバッシュかソックスぐらいしかありませんから、プレー以外で個性を出せる部分だと自分としては思っているんです(笑)。
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