ステフィン・カリー

父のデル・カリーが明かす「彼は目指すだろう」

ウォリアーズは11月2日のスパーズ戦に敗れて1勝4敗に。この試合でドレイモンド・グリーンが指を、ディアンジェロ・ラッセルが足首を痛めて、その翌日に行われるホーネッツ戦を欠場する見込みとなった。エースのステフィン・カリーは手首を骨折して最低でも3カ月はプレーできない。彼が復帰するまで、ウォリアーズはかなりの苦戦を強いられることになりそうだ。

そのカリーだが、来年の東京オリンピックにアメリカ代表の一員としてプレーする意向がまだあることを、父のデル・カリーが『The Undefeated』に明かしている。

「彼はオリンピックでのプレーを望んでいる。今年に入ってからの大きな目標だった。今回のケガで一歩後退してしまったが、オリンピック出場を目指すだろう」

「結構ひどいケガだから、3カ月か4カ月か、いつ復帰できるか今は分からない。しかし、以前にも足首をケガして、リハビリで乗り越えている。彼にはその経験があるんだ」

NBA11年目を迎えているカリーは、NBAレギュラーシーズンで通算698試合に出場。3度のNBA優勝、2度のMVPを筆頭にタイトルには事欠かない。アメリカ代表でもワールドカップで2度の優勝を経験しているが、オリンピックには出場したことがない。

今シーズン開幕前の9月、カリーはワールドカップでのアメリカ代表の敗退を受けて「アメリカは今もベストチームだと思う」と発言。それを証明する意味でも、オリンピックへの参加について「そのつもりだ。ケガみたいな悪いことが起きなければね」と意欲を見せていた。

『悪いこと』は起きてしまった。だが、シーズン後半には復帰できる。彼自身が強く望みさえすればオリンピック出場は実現するはずだ。