写真=Getty Images

自身が経営するカスタムショップを通じて物資を寄付

大型ハリケーン『ハービー』がヒューストンにもたらした壊滅的洪水の影響は計り知れない。

被害は拡大し続け、アメリカで4番目に多い230万人の人口を抱えるヒューストンでは多くの市民が助けを求めている状況だ。そんな中、元スパーズのティム・ダンカンが、自身が経営するカスタムショップ『Black Jack Speed Shop』と『ティム・ダンカン財団』を通じ、被災地に救援物資を送る準備を進めている。

ショップがInstagramに投稿した画像には、ショッピングカートにオムツ、食糧、毛布、歯磨き粉、スナック、石鹸、タオルなど、被災者が一番に必要とする支援物資が大量に詰められている。

物資は、サンアントニオのレーサーであるマイク・ムリーロの協力の下、テキサス州のブラゾリア郡に届けられる。

ヒューストンはライバルチームであるロケッツのフランチャイズだが、同じテキサス州に本拠地を構えるスパーズとは何かと縁が深い存在であり、ダンカンとしては傍観していられなかったのだろう。一人でも多くの被災者に物資が行き渡るよう、スパーズ一筋19年というキャリアを送ったレジェンドも力を尽くしている。