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アイザイアは不安定な立場に立たされるも、父親は動じず

アイザイア・トーマスを含む驚きの条件を提示することで、キャバリアーズからカイリー・アービングを獲得するトレードをまとめたセルティックス。しかし、トーマスの股関節の負傷が原因でこのトレードが不成立となる可能性が出ている。非常に不安定な立場にあるアイザイア・トーマスだが、彼の父はその状況に対して明確な意見を持っている。それは「行けと言われたら行くのが仕事」というものだ。

アイザイアの父であるジェームズ・トーマスはアメリカに本社を置く世界最大の航空機製造会社のボーイングで、30年以上にも渡り航空機の部品検査官を務めている。以前に現在住むワシントン州への転勤を命じられると、動揺することなくただ辞令を受け入れたという。

『Boston Globe』との電話インタビューに応じたジェームズさんは、息子アイザイアのトレードについて「行けと言われたら行くのが仕事というもの。それが嫌なら他の仕事を見つければいい。それが人生であり、スポーツでも変わらない」と答えた。

今回のトレード成立が発表された時、ジェームズさんはアイザイアから電話で移籍の報せを受け、少し驚いたという。それでも仕事に対するスタンスは変わらない。「どこに行こうと息子は息子。これは仕事だからね。アイザイアはどこに行ってもうまくやってきた。きっと息子にとって、大金を得る時期なのだと思う」と話す。

現段階では、キャブズがセルティックスとのトレードを破断にするかどうかは分かっていない。だが26日にセルティックスと協議した際、キャブズはカイリー・アービングを渡すために合意した当初の条件であるトーマス、ジェイ・クロウダー、アンテ・ジジッチ、ネッツの2018年ドラフト1巡目指名権に加えて、新たにドラフト指名権の譲渡をセルティックスに求めたと『ESPN』が伝えている。

アービングがキャブズにトレードを要求し、チーム内の混乱を招いた背景、そして選手層に厚みを持たせられる3選手を獲得できることを考えれば、簡単に取り消すとは考えにくい。幸い今オフにポイントガードのデリック・ローズと契約しているため、もしトーマスの復帰が開幕後になっても支障は少ない。あとはセルティックスがどう出るか次第だが、万が一トレードが撤回され、それぞれの選手が元のチームに戻る結末を迎えたとしても、ジェームズさんは息子アイザイアにこう言うのではないだろうか。

「それが仕事というものだ」と。