「自分が指導者になれるかが分かると思う」
2019-20シーズンのウィザーズは、先日延長契約を結んだブラッドリー・ビールがコート上でチームを引っ張る。そのビールの相棒のジョン・ウォールはというと、左足アキレス腱を断裂してシーズンを全休するが、彼はビールとは違う形でチームを支えることが分かった。
ウォールは、『NBC Sports Washington』のポッドキャスト番組に出演し、今シーズンはアシスタントコーチ的な役割を担い、指揮官のスコット・ブルックスをサポートすることを明らかにした。
「今シーズンを通じて、自分が指導者になれるかが分かると思う」と語ったウォールは、指導者に必要な資質について、こう述べた。
「辛抱強く、選手全員と交流する方法を理解しないといけない。選手によってバスケットに対する姿勢や性格、ムードなどはそれぞれ異なるからね。若い頃、コーチに指導された時の経験からそういうことを学んだよ」
単調なリハビリを続けているだけの生活より、チームに帯同し、ベンチから気づいたことをチームメートに伝え、ブルックスを支える方がウォールにとってもモチベーションの維持に繋がる。
今シーズンはプレーできない以上、コートでの仕事はビールに託し、ウォールはチームに一番近い位置から自分にできることをやろうとしている。