16分30秒のプレーで9得点3リバウンド
2018年のドラフト全体14位でナゲッツから指名されたマイケル・ポーターJr.が、10月8日に行なわれたトレイルブレイザーズとのプレシーズンゲームに出場し、571日ぶりの実戦復帰を果たした。
記念すべきNBAデビューは、第3クォーター残り4分30秒に訪れた。コートに入ったポーターJr.は、早速ステップバックしてのジャンプシュートを成功させると、第4クォーターには新人のナシール・リトル越しに難しいシュートも決めてみせた。
「夢がかなった」と試合後に話したポーターJr.は、16分30秒のプレーで9得点3リバウンドを記録。ただ、しばらく実戦から遠ざかっていた影響は感覚にあったらしく、こうも話した。
「フィーリングが得られなくて、それでボールを持ち続けた。最初のプレーも、余計な動きを加えてしまったんだ。ボールの感覚がおかしくて、ドリブルを余計にしてからサイドステップを踏んだ」
これまでポーターJr. が、リハビリを続ける姿を見てきたチームメートのモンテ・モリスは「彼がどれだけの選手かを、まだ周りは知らない」と、話した。
「まだケガから完全復活していないのに、今日のようなプレーができる。彼はバスケットボールをプレーするために生まれてきた。神様が彼に才能を授けたんだ」
ようやくプロ選手としてのスタートラインに立ったポーターJr.の勝負はこれからだ。しかし、この日だけはNBAデビューの瞬間を心から満喫した。
「本当にうれしい。この瞬間を楽しんで、誇りに思いたい。NBA選手としてコートに立つという夢がかなったのだから」
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— Denver Nuggets (@nuggets) October 9, 2019