ザック・ラビーン

2016年のゴードンとの決勝は稀に見る熱戦に

ブルズのザック・ラビーンが、4年ぶりにオールスター・サタデーに参加するかもしれない。

メディアデイでの会見で、ラビーンは2020年2月にイリノイ州シカゴで開催されるNBAオールスター2020の『ダンクコンテスト』について「もしかしたら、出場するかもしれない。足の状態次第だけれど、出るかもしれないね」と答え、出場を示唆した。

ティンバーウルブズ時代の2015年に『ダンクコンテスト』で優勝したラビーンは、翌16年も優勝し伝説を作った。

マジックのアーロン・ゴードンとの決勝ラウンドは、互いに50点満点の超絶ダンクを繰り返し、延長に次ぐ延長の激闘となった末にラビーンが制した。正直に言って、それまでは盛り上がりに欠けた『ダンクコンテスト』もあったが、ラビーンの登場によりオールスター・サタデーのメインイベントに相応しいショーとして再興した感がある。

チームの本拠地ということ、それから2017年の2月に負った膝の前十字靭帯断裂から完全復活を果たしたことにより、ラビーンもやる気になったのかもしれない。

またラビーンは、会見に同席したラウリー・マルッカネンと共に、オールスターゲーム本戦出場を目標に挙げた。彼ら主力がケガなくシーズンを戦い、チームを勝利に導くことができれば、勝率5割超え、オールスター選出、そしてプレーオフ進出も見えてくる。

ラビーンが再び『ダンクコンテスト』で超絶パフォーマンスを披露してくれるかどうか、その時を楽しみに待ちたい。